ルクセンブルクはフランス、ベルギー、ドイツに囲まれた「大公国」で、鉄道は1859年創業というから日本よりも長い歴史を持つ。首都のルクセンブルク市は町全体が「旧市街と城塞都市」としてユネスコの世界文化遺 …
一昔前かふた昔か、もっと以前か、房総半島を巡るローカル線の写真がパラパラと出てきたので各線の代表をご紹介しておこう。 今やJRは、東京から見て千葉以遠はほとんどがローカル線のようなもので、特に2021 …
国鉄足尾線といえば、現在は第三セクター「わたらせ渓谷鐵道」と呼ばれる、群馬県の両毛線桐生駅から栃木県日光市間藤駅まで44.1kmの路線である。1911年4月15日の相生~大間々町の足尾鐡道がその始まり …
5年前、2019年7月27日のコラム「DD51が客車急行を引いた夏」に書いたように、かつて、1960~70年頃の房総の夏は海水浴客であふれ、多くの臨時列車が運転されていた。今や房総の海水浴客も減少した …
国道駅といえば関東ではJR(旧国鉄)鶴見線の駅である。鶴見線は1924年に浅野財閥が鶴見臨港鉄道会社を設立し、1926年に浜川崎~弁天橋を開業させたのがその始まりで、1930年にはほぼ全線が開通した。 …
2020年7月7日のこのコラムに「南紀のDF50」を書いた。DF50は1956年から製造された電気式ディーゼル機関車である。エンジンのメーカーにより基本番台(スイス/ズルツアー社・8気筒)と500番台 …
シゴハチ(C58)といえば、現在は秩父鉄道でC58363がパレオエクスプレスをけん引して人気を博している。釜石線で運行されていた「SL銀河」(C58239)は惜しまれつつ昨年引退した。秩父なら私の住む …
2か月前のコラムに「トップ・オブ・ヨーロッパ」へ出かけ、数日をインターラーケンで過ごしたと書いた。1998年8月のことだ。そのインターラーケン滞在中に、列車で15分ほどのブリエンツから出ている非電化の …
私は鉄道ファンとしては「蒸気機関車(蒸機)」からスタートしている。幼少時から青年時代までを過ごしたのは、国鉄(現JR)総武本線の千葉駅周辺であり、近くには千葉機関区もあって、C57、C58、D51が煙 …