• MY HOBBIES / Kenichi Hamana

さる9月18日、「日本のロータリー100周年」記念切手が予定通り発行されました。静かに見守ろうと思っていた私は、海外のROS(Rotary on Stamps)メンバーから依頼されたFDC(初日カバー)などを、専門業者(鳴美)に依頼しておきました。しかし時間が取れたのと、切手の博物館(東京・目白)の展示を一応見ておきたい、との気持ちから、朝9時前に家を出て日本橋郵便局に向かいました。関東では東京中央郵便局と日本橋郵便局が「押印機特印」のある記念押印の指定局で、専門業者には東京中央局での押印を依頼してあったので、駅に近くその後東西線経由で30分あれば切手の博物館に着ける日本橋の方に出かけたのです。
日本橋郵便局には10時前に着きました。まず記念切手を購入。「100シートください」「え?そんなに。今回は全部で100シートしか窓口に割り当てがなかったので、あと40シートしかありません。35シートでいいですか?」「100シートの袋入りだと一番上に表紙が付いているでしょう。あれが欲しくて100シート・・・」するとなにやら足元のゴミ箱から「これですか?」「それそれ」「これ1枚だけですが・・・」「ありがとうございます」・・・と、余計に買わずに済みました。1961年の第52回国際大会の記念切手から今回まで、ロータリー関連全5種の袋の表紙(官封カバー)が揃いました。ひと安心。(切手は最終的に千葉中央局などで合計87シート買いました)
記念押印は「手押し特印」「押印機特印」「和文ハト印」ほかに「機械ハト印」など(特印=記念消印。ハト印=発行初日の午前中だけ使用される鳩のマークの入った日付印)がありますが、それぞれ押す担当が異なり1階の郵便トラック仕分け作業場の狭い事務室で「押印機」。あとは2階の片隅で、と、計50枚のFDCにいくつかのパターンで捺してもらうのに1時間20分かかりました。その前に切手を封筒に貼るのに40分。いささか疲れても小走りで、切手展の会場には12時40分に着きました。ここの押印は13枚だけ。参観をあっという間に済ませ、私の地元千葉中央郵便局へ。コロナの関係で15時までしか押印してもらえないかもというのでランチは抜き。目白から池袋へ山手線でひと駅。池袋から有楽町線で新木場。京葉線で千葉みなと。更に徒歩10分で郵便局。何とか15時までに当日のスケジュールをこなしました。
①が官封(民営化後もこう呼びます)の表紙。100シートに1枚なので5,000枚しかなく、ほとんどが捨てられてしまい、後年になると欲しくても手に入らない貴重品。これを集めている人はもっと稀少?? ②と③が鳴美に依頼した東京中央局のもの。②の全貼りカバー(シートをそのまま貼ったもの)には切手展の小型印も捺してあります。③には和文ハト印(中央)の代わりに欧文印のパターンもありますがここでは省略。主に海外のROSメンバーに送ります。④が郵趣サービス社の封筒を使った日本橋局のFDC。いくつかのパターンを作りましたが代表的なものはこれです。切手シートのタイトルを入れたものとそうでないものがあります。⑤はだいぶ前の東京ロータリークラブ(RC)のバナーを使って自作したもの。今のバナーではないので勝手な使用はお許しを。「押印機特印」の方が見応えがあるような気がします。このほかにも機械ハト印なども押印してもらいましたが図は省略。⑥は目白の切手展の小型印でこちらはFDCとは言わず「イベントカバー」です。問題の多いポスターをカシェに。
ほかにも特別なものがあります。1枚だけですが発行案内⑦の裏にいろいろ捺してもらいました⑧。日本橋局の風景印(右端)も入っています。最後に私に最も所縁(ゆかり)の2局の特印を並べて押印してもらったカバーの一部⑨。なぜ千葉と津か?・・・ ご報告はこの辺りで。


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