• MY HOBBIES / Kenichi Hamana

さる2019年12月27日に、ロータリーの切手2019年の総括をしましたが、その後ニジェールで12月20日に切手が発行されていたことがわかりました。またコロンビアの今年度国際ロータリー・テーマを描く切手も詳細がわかりました。今日はその補足をさせて頂きます。

  1. ニジェールの新切手①② 2019年12月20日発行 P. ハリスとロータリーの活動を描くS/S①とC/S②の2種。初日カバー(FDC)で発行日の確認はできましたが、ROTARY ON STAMPS(ROS)の情報網で、ニジェールでの郵便使用が確認できていません。従ってこれも過日のコラムに書いた「エージェント切手」と見てよいと考えます。このエージェント切手、いったい何枚作られているとお思いですか? ロータリーの場合は1,000枚印刷して半部売れればそれでよし、といったところではないかと思います。花や鉄道図案の切手はもっと多いと思いますが、ロータリーは大量にはさばけないので額面(売価)が高くなり、さらなる悪循環が生じています。
  2. コロンビアはプライベートな切手と書きましたが、そうではなく、コロンビア郵政がロータリーの広報のために、政府の記念(特殊)切手として正式に発行したものでした。最近送られてきたシート全体③と初日カバー(FDC)④を掲載します。
    コロンビア郵政の発行案内⑤(スペイン語)によると、発行日は2019年12月10日。発行数は50,016枚。ということは1シートが24枚なので2,084シートということになります。シートには右上にナンバーが入っていて、③には1002とあります。何でこのように半端な枚数かというと、本当は5万枚なのだけれど、24面シートで発注したのでこうなったということでしょうか。FDCは480枚作成され裏に番号が入っています。ここに掲載したものにはNo.0460と印刷されています。これもなぜ500枚ではなく480枚かというと、1シートが24枚で20シートをFDCに充てたということなのでしょう。
    オフセット印刷で、印刷所は最近日本の切手でもおなじみのカルトール社(フランス)でした。ちなみに2005年発行のロータリー100周年の日本の記念切手もこのカルトール社が印刷したもので、シート右下の銘板位置に「Cartor Security Printing」と入っています。お持ちの方はご確認ください。私は2011年の国際切手展の会場でその社長にお会いし、かの切手シートにサインをいただいき大切に保存しています。

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