• MY HOBBIES / Kenichi Hamana

1954年、まずジョナス・ソーク博士が不活化(殺したウイルスを使用)ワクチンを皮下注射する方法を開発。この最大の利点はワクチンからの感染という副作用を完全に排除したことだが、資格を持った医師による皮下注射という方法は、広範に大量の接種をすることが困難で、費用もかかった。高コストに耐えられる先進国の多くではこの方法が採用された。ソーク博士を描く切手が多く発行されている。

ジョナス・ソーク博士
1914.10.28米国生まれ 1995.6.23.ニューヨーク州ニューヨークにおいて心不全で没した。
1939年にニューヨーク大学で博士号を取得
1963年カリフォルニア州ラホヤにソーク研究所を設立。2016年までに16人のノーベル賞受賞者を輩出している。
1980年代半ば以降はAIDSのワクチン開発に注力した。

不活化ワクチン
集団接種の必要性が特定地域に限られるようになった今、世界の大半で採用され、日本も2012年に生ワクチンから切り替えた。